まんまんルサンチマン

ないしょの話

性考

他者の目からどんなに満たされているように見えても、根底にある「寂しい」という感情を消せないから、人と一糸まとわぬ姿で交わることで感ずるあたたかさを求め続けて生きているようです。

 

私の価値観は世間で正しいとされているものと隔たっていて、そのことでジャッジメントをされ続けてしまいます。淫蕩だから世間で良しとされているかどうかよりも自分が心地いいと感じるかどうかでしか価値判断ができず、良いと言われるものを当てがわれても満足出来なかった時、人々は私を傲慢だと評価するのです。

 

男根を舐めた時に出る分泌物だけが私のことを肯定してくれるし、私のことを見て男根を屹立させてくれて、射精してくれることで私の存在に尊厳が与えられるように思うんですよね。

 

粘膜接触をやめようと思って、性具を購入したのですが、私が求めていたのは女性が肉体的に欠損している膣を物理的に埋めてくれるものではなく、人との交わりでした。でも私はもう性交を介さず人と関わる方法がわかりません。レヴィナスを読んでも、何も学ぶことができませんでした。寂しいです。